街に降りた紅葉前線 旧寿原邸


1025-1.jpg
1025-2.jpg 小樽水天宮に隣接する旧寿原邸(東雲町8)が、真っ赤なツタで覆われ、晩秋の色を演出している。
 市街を囲む周辺の山々から、街の中に紅葉前線が降り、街はすっかり晩秋の気配だ。
 小豆将軍として知られる高橋直治が、大正元年に建てた豪邸は、小樽の坂の高低差を生かした住居で、眺めの良い庭園が広がっている。
 この建物の周囲は、ツタで覆われており、現在、真っ赤に紅葉したツタが晩秋を彩っている。
 正面玄関の真正面に見えるレンガ造りの壁や、本館の建物には、ツタがびっしり茂っており、真っ赤な色で秋の終わりを告げている。
 このツタの葉が落ちると、小樽は雪の舞う季節となり、長い冬を迎えることになる。