事務用品販売の北光堂 11/1に事業停止


hokkodo1.jpg 事務・通信機器販売の株式会社北光堂(花園4・佐藤実代表取締役)は、11月1日(日)、経営不振及び資金繰りの悪化を理由に事業を停止した。
 関口正雄弁護士によると、1934(昭和9)年創業の同社は、官庁や企業に事務用品などの販売を行い、最盛期の1999(平成11)年には、年商が約8億円に上った。
 近年では約5億円に減少し、ここ2年は5億円を切り、最盛期の半分程度の売り上げとなり、赤字経営が続き、約3億円の負債を抱えての事業停止となった。
 国道5号線沿いの花園十字街の一角にある本社と配送センターにはシャッターが下り、「これ以上の営業継続は困難と考え、経営の継続を断念致しました」と書いた紙が張られている。
 「大きい会社との取引があったのに、まさかこうなるとは思わなかった」(関係者)と話していた。
 同社では、今後、今週末か来週中には、札幌地方裁判所小樽支部に破産の申立をする予定。
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