福祉団体に車いす寄贈 個人タクシー協同組合


taxi.jpg 小樽個人タクシー協同組合(オタモイ1・小関昭三理事長)は、11月13日(金)11:00、市役所福祉部長室を訪れ、市内の福祉団体などに寄贈する車いす4台の目録を贈呈した。
 同組合は、(社)全国個人タクシー協会の小樽市内を担当している。今年12月、個人タクシー誕生50周年を迎えることから、全国個人タクシー協会が、記念事業の一環として、各地の福祉団体に車いすを500台寄贈している。このうちの4台が、小樽個人タクシー協同組合によって市内の社会福祉法人3団体に寄贈されることになった。
 福祉部長室を訪れた小関理事長は、市内に養護老人ホームと老人ホームを有する小樽北勉会に2台・小樽育成院・ノマド福祉会に各1台の計4台の車いすの目録を贈呈。「昭和34年、137台によって全国個人タクシー協会は誕生しました。協会で何か世の中に貢献出来ないかと考えた結果、福祉輸送サービスやボランティア活動などを行ってきました。これからも安心安全確実に一生懸命やっていきます。個人タクシーの不人気もささやかれるが、初心に帰ってお客様のために精進したい」と述べた。
 車いすは、11月27日(金)に各施設へ直接輸送される。
 小樽の個人タクシー協同組合は、1967(昭和37)年に6名の運転手が集まって設立した。現在では97名の運転手が加盟している。