小樽定山渓線 12/7から片側通行で開放


 小樽朝里川温泉と定山渓温泉を結ぶ道道小樽定山渓線で、札幌市側の四ツ峰トンネル手前の第3展望台から札幌国際スキー場までの約11.3kmが全面通行止めとなっていたが、12月7日(月)7:00から片側交互通行で開放となった。
 同線は、さっぽろ湖(定山渓ダム)の四ツ峰トンネル内のコンクリートの壁面が剥離したため、7月29日から通行止めとなっていた。定山渓方面を管理する札幌市では、トンネルの応急対策工事を10月から行っていた。
 札幌市建設局は、このほど、応急対策工事が順調に進んでいることから、12月7日(月)7:00から片側交互通行による交通開放を行ったと発表した。
 四ツ峰トンネルの全面通行止めで、小樽からは札幌国際スキー場までしか通行出来なかったが、7日(月)からは定山渓温泉まで通り抜けが可能となった。しかし、片側交互通行のため、待ち時間は最大10分間としている。道道小樽定山渓線(四ツ峰トンネル)通行規制位置図 (PDF 510KB)
 同線は、冬期間の11月1日(日)から来年4月19日(土)まで、19:00~07:00の夜間通行止めとなるため、夜間の通行は出来ない。
 小樽朝里ー札幌国際スキー場ー定山渓温泉へと抜ける観光道路が、7日(月)から再び交通開放されたことで、関係者からは冬の観光客を乗せた車両の増加が期待されている。
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