食べる魚 オシャレなデザインに


sakanadesign.jpg ニシン、カナガシラ、ホソメコンブ、スケトウダラ、トゲカジカ。食卓に並ぶ小樽の魚たちが、オシャレなデザインに生まれ変わった。
 お魚デザインを作ったのは、デザイン・WEB製作の株式会社オタルレコーズ(宮越貴大代表)。
 「北欧で有名なテキストデザインで、小樽で獲れる魚をデザインし、小樽の海の魅力を知ってもらいたい」と、食卓に並ぶ美味しい水産物をモチーフにした。
 ピンクや黄緑など多彩な色を使って花模様にするなど、可愛らしい姿に。試作品として、これを、絵ハガキやハンドタオル、タンブラー、コースター、クッション、マグカップなど6点にプリントした。
 絵ハガキには、「スケトウダラの旬は冬、白身の鍋と、白子と塩で練り上げたたつかま(たちかま)は日本酒にぴったり。卵はタラコや明太子に、身はすり身としてかまぼこや竹輪として、知らず知らずのうちにたくさん食卓に上がっているのはご存知ですか」。
 「トゲカジカの肝は海のフォアグラ、卵はイクラのように醤油漬けで食べられる。カジカの仲間は、生物学的にもとても興味深い魚で、今も身近な海で新種が発見されています」など、魚にまつわるエトセトラ(いろいろ)が記されている。
 海を活用した体験プログラムの場を提供している「小樽うみ元気プロジェクト(小樽うみプロ)」では、「小樽で獲れる魚は、普段から食卓に上がっているものだが、料理にしないと何の魚か分からない人が多い。オシャレなお魚のデザインで、小樽の魅力を知ってもらいたい」と、2月11日(木)・13日(土)にウイングベイ小樽(築港)で開くイベント「小樽うみ元気 魚市」で、このデザインのお披露目を行い、買い物した人には無料で配ることにしている。関連記事
 宮越代表は、「小樽・札幌などの企業さんで、このデザインを商品にしてもらって、その収益でまた新たなデザインを作って、小樽の海の魅力をPRしたい」と話している。
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