石狩浜で座礁 ドンフォン号が沖合へ 


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 3月21日の強風で石狩浜で座礁した「貨物船ドンフォン号」(ベトナム船籍・5,552トン・乗組員20人)の離礁作業が3週間にわたって行われていたが、ようやく16日(金)08:05に沖合180m付近まで移動した。
 波打ち際から10mほどの浜に乗り上げた同号を沖合へ引っ張る離礁作業は、3月29日からスタートしたが、船体の周りに砂が積み重なったため、作業は難航していた。
 4月13日(火)からの荒天によって、船体は徐々に沖合いへ進み、離礁作業が継続的に行われ、このほど沖合180m付近まで移動。石狩湾新港花畔ふ頭までタグボートで引っ張られ、船の点検作業に入る。
 海上保安庁千歳航空基地MA機から、この離礁作業の様子が撮影された。写真は、11:40に撮影されたもので、2隻のタグボートが、同号をけん引している。