町興しソング「はなぞのばし」を披露 「Spiral Spice」 



 「・・・・想いがとどく『はなぞのばし』」。
 小樽の中心地・花園町にある花園橋をテーマにした町興しソングを制作した男性デュオ「Spiral Spice (スパイラルスパイス)」が、4月16日(土)、グランドパーク小樽(築港)で歌を披露した。
 「Spiral Spice (スパイラルスパイス)」は、小樽出身のボーカル・トクナリさん(50)とコーラス・種市直樹さん(50)の2人合わせて100歳のデュオ。
 トクナリさんが、市村歯科クリニック・市村昌久院長の「桜の季節になるときれいな景色が眺められ、橋の下には歴史ある鉄道がある花園橋って歌にならないかな」の発案を受けて作詞。相方のコーラス・種市直樹さん(50)がその詞にメロディを乗せた。
 アコースティックギターの音に、トクナリさんの優しい歌声とコーラスが交わり、”どこか懐かしくどこか新しい”ご当地ソングになった。1月16日に発売したミニアルバムに収録した。
 「はなぞのばし」は、インターネット動画投稿サイト・YouTubeに投稿。坂や港など小樽らしい街並みの写真のスライド映像も流したところ、道外ユーザーから反響を得た。当初、100件程度の再生回数だったが、今では1,000件を超えている。
hanazonobashi.jpg 「Spiral Spice」の2人は、4月16日(金)19:00からグランドパーク小樽(築港)で開かれたCD発売記念パーティーで、「はなぞのばし」を披露。会場に集まった約400人の聴衆の胸に、歌に込めた小樽への思いを届けた。
 歌詞の中には、「想いがとどく『はなぞのばし』」とつづっており、「花園橋で、お店をオープンしたいと願っていた夫婦の夢が実現した」、「片思いしていた彼女に、花園橋に行ったあとに告白したら付き合うことが出来て、結婚した」などのエピソードを紹介した。
 トクナリさんは、「花園橋は、本当に願いが届く場所。ぜひ、あの橋に行って願いを叶えて下さい。そして、この歌が、小樽の元気につながれば」と呼びかけた。
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