小樽発祥のダンスうんどう 中国で優勝


danceundou-chine1.jpg ダンスうんどう塾・本部(小林英夫塾長)の子供たちが、中国黒龍江省・牡丹江で5月に開催された国際ダンススポーツ競技大会「極東の杯」に出場し、リズム体操・メレンゲ・AYATORIの団体3種目で優勝した。
 ダンスうんどうは、保育園・幼稚園や小学校で、簡単に効率的に学べるようにと考案された学習システム。小樽が発祥の地で、小林塾長は、少年少女のスポーツとしての位置づけになるようにと全国各地を飛び回っている。平成24年度からは、中学の指導要領にも盛り込まれる。
 中国では、この小樽発祥のダンスうんどうが学校教育に導入される傾向がある。このほど、小樽本部と長野・群馬・東京支部の総勢38名が、中国へ行き、小樽発祥のダンスうんどうを披露した。
 大会には、ロシアやイタリアなど13ヵ国の選手団が参加し、2日目は競技が深夜2:00まで続き、子供たちには過酷なスケジュールとなった。中には、長時間の競技で疲労がたまり、演技前に睡眠を取る選手も見られたが、見事、3種目で団体優勝を果たした。
 小林塾長をはじめ小樽の代表メンバーたちは、5月12日(火)に小樽市教育委員会を訪問し、「小樽から発信しているダンスうんどうで、日本勢がひとつになって優勝することが出来た。世界各国に日本のダンスうんどうを知らしめる結果となった」と帰国報告。
 菊譲教育長は、「子供たちには良い経験になった。一生の宝物になった。また、来年も結果を残せるように頑張って欲しい」と期待を寄せた。(写真提供:ダンスうんどう塾・本部)
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