ツアー終え「ジャナグル」メンバー 小樽クルーズを満喫  



 アフリカジンバブエの子供を中心とする「ジャナグルジュニア」は、日本ツアーを7月8日(木)で終え、10日(土)の帰国を控え、9日(金)、小樽の海で人生初のクルージングを楽しんだ。
 「ジャナグルジュニア」の日本ツアーは、5月30日から和歌山県で始まり、関西、東北、北海道の30ヶ所以上を回った。今回は、小樽出身の高橋朋子さん(57)がジンバブエで設立した音楽事務所「ジャナグルアートセンター」で、2005(平成17)年からダンスを教えてきた7歳から14歳の子供4人とコーチ2人がグループを結成し、歌とダンスを披露。小樽では、ロース幼稚園、色内小学校、まや幼稚園、朝里クラッセホテルなど4ヶ所で公演を行い、さらに、地元の子供たちの昼食会や花火大会などを満喫した。
 この長旅と連続公演での体の疲れを癒すべく、9日(金)、高橋さんと交友のある市内在住の松浦光紀さん(64)が、小樽の海を巡る小樽港マリーナのクルージングを楽しんでもらおうと企画。
 「ジャナグル」の7人は、今回のツアーで、大型フェリーに乗船したことはあるが、クルーザーボートは人生で初めて。子供たちは、救命胴衣をつけはじめると、終始落ち着かない様子。ボートに乗り込むと、すぐに眺めの良い2階席へ駆け込んだ。
 時速約45kmで疾走するボートから、小樽の街並みや祝津の奇岩・奇勝、断崖絶壁の海岸線を眺めた。市街地は生憎の曇り空だったが、クルージングスポット「窓岩」に近づくと、夏の陽が差し込む好天となり、さわやかな小樽クルージングを楽しむことが出来た。
 「ワンダフル!グレイト!人生の中でこんな素晴らしい景色は見たことがない。ベリーナイス。楽しかった」(ムナシェ・ティノテンダ⑭、タテンダ・タワンダ⑪、ムニャラジ・ムナス⑪、ティチャファラ・マコンボレロ⑦くん)と満面の笑みで話していた。
 「ジャナグル」メンバーは、7月10日(土)に帰国する。
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