スマートフォンで観光情報提供 商大が実証実験


smartphone.jpg 小樽商科大学の深田ゼミナール(深田秀実准教授)が、9月18日(土)から、NTTコムウェアのアプリケーションを活用した観光情報提供システムの実証実験を開始した。
 同アプリは、スマートフォンにインストールし、地図上に掲載された観光スポットの写真を撮影すると、撮影したスポットに関する動画が再生される仕組み。 JR小樽駅と小樽運河周辺を観光する人を対象に、気になる施設を動画で紹介する実験。「ITを活用した観光の楽しさや情報鮮度などについての検証」を目指している。
 初日の18日(土)は、商大の学生たちが協力して、JR小樽駅のエントランスホールの一部にテーブルを設置し、往来する観光客を相手に、同アプリの魅力を紹介。地図上の写真を撮影し、動画を再生させ、「行ってみたくなりませんか」と呼びかけていた。
 深田准教授は、「将来的には、このシステムとGPSを連動さえ、広告主の店まで連動出来るようにしてビジネスにしたい。産学官の取組みの一つで、地域貢献したい」と話している。
 実証実験は、21日(火)・22日(水)を除く、18日(土)から26日(日)10:30~18:00まで。
 小樽商科大学がNTTコムウェアのAR技術を活用した観光情報提供システムの実証実験を実施