授業参観で珍しい「ダンスうんどう」 手宮西小



dance-tenisi1.jpg 小樽市立手宮西小学校(清水町5・木村公全校長)の3・4年生40人が、12月2日(木)の保護者会(授業参観)で、体育授業で取り組む表現運動「ダンスうんどう」を披露した。
 同校では、ダンスうんどう塾(小林英夫塾長)の提案を受け、2008(平成20)年度から体育授業の表現運動で「ダンスうんどう」を導入。初年度は、6年生を対象とし、小樽で開催されたダンスうんどうの全国大会にも出場して団体戦で準優勝。
 3年目の今年度は、3・4年生の授業で11月18日(木)からスタート。子供たちは、同塾が45分の授業で取り組めるようにと細かく編集した音楽に合わせ、基本動作、リズム、ターン、ステップなど、段階的に技術習得に取り組んだ。25日(木)には、5年生も授業に加わり、3学年が合同でダンスうんどうに汗を流した。
dance-tenisi2.jpg 2日(木)は保護者会で、子供たちは、体育館に集まった父母を前に、授業の成果を発表。最初は「1、2、3」と講師の掛け声で前回の授業の復習を行い、リズム感覚を取り戻したら早速音楽に乗ってダンス。子供たちは、パートナーと息を合わせ、前後のステップやターンを披露した。
 授業参観でダンスうんどうを行うのは、「市内の小学校でも珍しい」(木村校長)という。
 保護者の青山ゆかりさん(46)は、「少人数の学校だからきめ細かく教えていただけるので、ステップが難しく子供たちの中にはちょっと戸惑っている子もいるようだが、頑張ってやっている。小さい頃からダンスを覚えると今後のためになるので良い取組み」と、子供たちが笑顔で踊る姿を眺めていた。