市内に鳴り響く除夜の鐘 2011年の幕開け



 2011(平成23)年の幕開けした。1日(土)00:00、市内の各寺から、一斉に除夜の鐘が鳴り響いた。
 穏やかな天候となった元旦、市内の龍徳寺、本願寺小樽別院、量徳寺、浄応寺、正法寺、天上寺、妙国寺の7寺院では、市民たちが除夜の鐘をついて、ゆく年1年を反省し、煩悩を取り除いて、清浄な心身で新年を迎えた。
 除夜の鐘の音が響く中、石山町の浄応寺には、地域住民が三々五々と集まり、鐘をついた。同寺院では、住民たちが並んだ順番に鐘をつき、「ハッピーニューイヤー」、「今年もよろしく」などと明るく新年の到来を祝った。
 住職の島隆さんは、「今年も良い年になりますように。良いニュースがあることをと願っている」と108の鐘の音にじっくりと耳を傾けていた。
 除夜の鐘の音が響きわたる中、市民たちは、市内神社に初詣に訪れ、新しい年の平安を祈願していた。住吉神社(住ノ江2)では、小樽太鼓衆「鼓響」の打演が行われ、迫力ある太鼓の音で新年を迎えていた。