米艦船小樽入港 共産党地区委・市議団が拒否の申し入れ


 米ミサイル駆逐艦「FITZGERALD(DDG62・フィッツジェラルド)」(8,800トン)の小樽寄港要請に対し、12日(水)、日本共産党小樽地区委員会と同党小樽市議会議員団が、港湾施設使用拒否の申し入れを行った。
 「フィッツジェラルド」は、、「親善及び友好」を目的に、2月5日(土)9:00から9日(水)9:00までの5日間で小樽港への寄港を要請している。関連記事
 同党地区委員会と市議団は、「現在の世界の流れは国家間の紛争は国連を中心とする平和的話し合いとなっており、同艦の小樽入港を認めるならば、これに逆行する」、「市議会満場一致で採択した核兵器廃絶平和都市宣言や平和市長会議の核兵器廃絶に向けての都市連帯推進計画の主旨に真っ向から反対する事態となる」とし、「小樽港を商業港として発展させる方針を貫徹するうえからも、同艦船の港湾施設使用をきっぱりと断るよう申し入れる」と要望した。
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