フゴッペトンネルで雪崩発生 作業員1名救急搬送


nadare-hugoppe.jpg 小樽市蘭島から余市町に抜ける畚部(フゴッペ)トンネル(全長100
m・国道5号線)上方で、2月2日(水)10:45頃、雪崩が発生した。約2時間程度、トンネルから蘭島までの約60mが通行止めとなった。
 2日(水)昼の市内の天候は晴れで、最高気温が2.1℃まで上がり、99cmあった積雪深がこの高温の影響で94cmまで減少した。
 この高温の影響により、同トンネル上方で、長さ約20m・幅15mの規模の雪崩が発生。小樽側の出入り口上部で除雪作業をしていた男性作業員5名がこの雪崩に巻き込まれた。作業員4名は自力で脱出したが、うち1名は国道の路面に落下。頭部にけがを負い、ドクターヘリで札幌市内の病院へ救急搬送された。
 国道を管理する小樽開発建設部は、安全確認のため10:57から通行止めとしたが、13:05には規制解除した。(写真提供:小樽開発建設部)