一般会計から病院に187.65億円 山田市長の12年間


 山田勝麿小樽市長が、1999(平成11)年に就任してから3期12年で、一般会計から病院会計に繰出した金は187億6,500万円もの巨費に上る。
 山田市長の12年間の一般会計から病院会計への繰出金は、1999(平成11)年度10億8,100万円、2000(平成12)年度13億7,100万円、2001(平成13)年度13億7,000万円、2002(平成14)年度14億2,200万円、2003(平成15)年度13億6,600万円、2004(平成16)年度14億円、2005(平成17)年度13億800万円、2006(平成18)年度12億4,000万円、2007(平成19)年度16億3,000万円、2008(平成20)年度17億5,100万円、2009(平成21)年度20億9,100万円、2010(平成22)年度27億3,500万円の総額187億6,500万円。
 このうち、2007(平成19)年度の16億3,000万円は、ルール上交付税措置される基本的な繰出金が12億6,700万円、新谷昌明前市長時代に抱えた長期借入金(不良債務債務・44億円)解消分3億6,100万円。
 2008(平成20)年度の17億5,100万円は、基本的な繰出金9億6,800万円、財政支援分1億6,900万円、不良債務解消分6億1,400万円。
 2009(平成21)年度の20億9,100万円は、基本的な繰出金11億3,100万円、財政支援分5,100万円、不良債務解消分9億900万円。
 2010(平成22)年度の27億3,500万円は、基本的な繰出金11億8,500万円、財政支援分6億4,000万円、不良債務解消分9億1,00万円となっている。
 市は、新病院建設を借金で賄うことにしており、この許可のために、2010(平成22)年度内での不良債務(21年度末時点11億6,303万8,000円)の解消が条件となっていた。
 さらに2013(平成25)年度までに、2010(平成22)年度最終予算時点である16億4,500万円の資金不足額を解消する必要がある。この資金不足額解消分などを含めた一般会計からの繰出金は、2011(平成23)年度17億3,400万円、2012(平成24)年度17億100万円、 2013(平成25)年度17億2,200万円を見込んでおり、今後3年間の繰入総額は51億5,700万円となる。
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