ナムコがワンダーボウル営業終了 4月からOBC直営に


wonderbowl.jpg ウイングベイ小樽(築港)4階にあるボウリング場「ワンダーボウル」(株式会社ナムコ)が、3月31日(木)で営業を終了し、4月から、同商業施設を運営する株式会社小樽ベイシティ開発(OBC)が直営で営業することになった。
 ナムコは、2002(平成14)年から同ボウリング場の営業を始めた。当初、4階フロアにはテナントが入居しており、人の往来が多く、小樽で唯一のボウリング場とあって一般客の利用も多かった。
 しかし、築港側にあった大型家具店が撤退し、中心市街地側のポスフールも4階を閉鎖したことから、一般客が減り、利用者の多くは会員などのリピーターばかりとなった。「あっちもこっちも閉鎖されている」(ワンダーボウルスタッフ)と、利用者減などを理由に、同社は、3月31日(木)付けでワンダーボウルの営業を終了する。
 このため、ウイングベイ小樽を管理運営するOBCは、「小樽からボウリング場をなくすわけにはいかない」と、料金や運営体制はそのまま引継ぎ直営で行うことにした。施設名は変更する。橋本茂樹・取締役経営企画室長は、「小樽市民の方にもっともっと利用してもらえるような形にしたい」と話している。