道議選の結果受け 佐藤静雄氏 「市長選に全力」

 4月10日(日)の道議会議員選挙の結果を受け、市長選に立候補を予定している元衆議院議員の佐藤静雄氏(69)は、「市長選に全力を尽くす」と不退転の決意を語った。
 道議選に立候補した二男の佐藤聖一郎氏(35)が落選したことで、市長選に立起した父親の佐藤静雄氏の動向に注目が集まっている。
 11日(月)、佐藤氏は本社の取材に対し、「息子が道議選で敗れたのは力不足で、応援を頂いた皆さんに本当に申し訳がない。自分が市長選に出るのは、小樽をずっと見てきて、何としても小樽を変えたいとの一心からで、道議選と市長選は全く別の物と考えている。
 民間調査機関の市長選の中間報告を見たら、まだ80%の人が決めていないという結果が出ており、これから十分に戦えると思う。幸い自分の市長選の公約が、市民の皆様にご理解を得て、浸透してきている。11日に支持者が集まり、皆で話し合ったら、小樽を変えるために再び立ち上がるべきだとの最終結論が決まった。
 小樽をこんなに寂れさせ活気のない街にしたのは、長年の5団体相乗りのオール与党体制にあることは明らかで、市民もこの点は十分に理解しており、このままの体制が続くことを望んでいない人が大多数だ。
 市長選には、この小樽を変えるために出るのであって、これまでの政治経歴のすべてをかけて、全力を尽くして戦いに行く」 と決意を語った。
 また、佐藤聖一郎氏は「自分の力不足で、本当に申し訳ない。しかし、小樽を変えるための戦いは何も変わってはいない。これから先の4年後を見据えて、きちっと歩を前に進めていく」 と話した。