GWの観光名所 久々の賑わい


sakaimachi.jpg 春のGW(ゴールデンウィーク)が4月29日(金・祝)から始まり、これまで閑散としていた小樽市内の観光名所に、家族連れが繰り出し、久々の賑わいを見せている。
 大震災の影響で閑散としていた、市内の小樽運河や堺町通りに、ようやく観光客が戻り、土産店やガラス制作体験店にも、人の列が見られた。
 30日(土)は、風が強いものの快晴で、絶好の観光日和となった。堺町通りも自家用車の列が続き、歩道に観光客が溢れる光景が見られた。
 しかし、例年に見られる観光バスの姿は、めっきり減っており、臨港線沿いの北一硝子の観光バス駐車場は、ガラガラ状態で、外国人観光客の姿も見られなかった。
 ある土産店では「福島原発がどうなるのかがちゃんと見えてこないと、外国人観光客が戻って来るとは思えない。GW中も例年の半分の売り上げがあれが良いと思っている。GW後が心配で、先が見えない状態が続くのでは」と先行きに懸念していた。