病院のお仕事の子供参観 済生会なでしこキッズDay

  
 済生会小樽病院(梅ケ枝町8・近藤真章院長)の子供参観日「第2回 なでしこキッズDay」が、8月3日(水)13:00から院内で行われた。
 同院が、子育てを行う労働者等の職場生活と家庭生活との両立(ワークライフバランス)と次世代育成の支援策の一つとして企画。
 今回は、前回の同院職員の子供限定ではなく、地域の子供達も職場に招き、「エコー機器でお腹の中を覗いてみよう」や「肉を電気メスで切る『外科手術体験』」、「薬剤師のお仕事を経験してみよう」、「手洗い実験」、「顕微鏡を覗いてみよう」、「病院食の大試食会」などを実施した。
 参加者は、市内外から応募のあった47人の中から抽選で選ばれた10人の小学生。子供たちは、2班に分かれて、担当職員とともに院内を巡った。
 「顕微鏡を覗いてみよう」では、健康な人と風邪を引いた人の血液を見比べた。「風邪引いている人の血は、紫の白血球が多かった。クエスチョンマークみたいなやつとか、ニョロニョロしているのがあった」(伊瀬遼人くん・手宮小1年)。
 「病院食の大試食会」では、さつまいもと豆の煮物、肉団子のオニオンスープ、白ぶどう、ごっくんゼリー、さけのムース5種類を試食。「いつも食べてるさけと違ってやわらかい。なんかすぐ溶ける」(楢崎巧馬くん・奥沢小4年)とじっくりと味わっていた。
 様々な「命と向き合う病院のお仕事」を体験した子供たちは、夏休みの自由研究や絵日記などに活用しようと熱心にメモを取っていた。