小樽は大雨!断続的に警報・注意報

 日本列島が台風12号の影響による大雨に見舞われているが、北海道の北西部の小樽市内も、大雨警報や注意報が出され、9月2日(金)、3日(土)、4日(日)と、断続的に激しい雨が降っている。
 気象庁の3日の気象状況は、「日本海側には前線が停滞しており、この前線に向かって、暖かく湿った空気が流れ込んでいます。このため、日本海側と太平洋側を中心に引き続き4日昼前にかけて、断続的に激しい雨が降るでしょう」、「引き続き4日明け方まで、土砂災害、河川の増水やはん濫に警戒してください」と呼びかけている。
 断続的な激しい雨の影響が、交通や週末の小樽の各種イベントの開催にも及んでいる。新日本海フェリーの欠航や道路の通行止め、3日(土)開催予定の祝津花火大会は11日(日)に延期され、4日(日)に予定していた小樽市消防団秋季合同訓練が中止になった。
 大雨に伴う災害に対処するため、小樽開発建設部(潮見台1)では、3日11:30に、山口登美男部長を本部長とする災害警戒本部を設置した。市の消防局でも警戒を強めている。
 小樽の2日の降水量は77mm、3日は24.5mmを記録し、4日も深夜から朝方にかけ強い雨に見舞われている。
 ◎気象庁
 レーダー・ナウキャスト(降水・雷・竜巻):北海道地方(北西部)
 大雨に関する石狩・空知・後志地方気象情報
 気象警報・注意報 : 石狩・空知・後志地方
 解析雨量・降水短時間予報:北海道地方(南西部)
 小樽開発建設部
 新日本海フェリー