体育の日は新体力テスト 小樽市総合体育館


 体育の日10月10日(月)は「市民スポーツレクレーションの日」。小樽市・小樽市教育委員会では、小樽市総合体育館で、新体力テストを10:00から実施した。
 同館アリーナBコートで行われた新体力テストは、20歳以上64歳と、65歳以上79歳(高齢者)に分けて行われた。
 20歳以上64歳の対象種目は、握力・上体起こし・長座体前屈・.反復横とび・20mシャトルラン(往復持久走)・立ち幅跳びの6種目。65歳以上79歳は、握力・上体起こし・長座体前屈・開眼片足立ち・10m障害物歩行・6分間歩行の6種目。項目別得点表で記録を採点し、各項目の得点を合計し総合評価した。その結果を、体力年齢判定基準表により、体力年齢を判定する。参加者12名。
  小樽市教育委員会・吉井生涯スポーツ課長は、「体育の日、1年間の体力はどうなっているか、生活の糧にしてもらいたい。今の状態を確かめる気持ちで、無理をしないようにしてください」と話し、公認体力テスト指導員・判定員5名により体力テストが進められた。
 各参加者は、経験者もいるが、20歳から64歳の一般の部では、初参加者も多く、それぞれに各種目に真剣に取り組んでいた。
 65歳以上高齢者対象の種目である「開眼片足立ち」とは、両手を腰にあてどちらの足が立ちやすいか確かめるため、片足立ちを左右について行い、支持足が決まったら両手を腰にあて、「片足をあげて」の合図で片足立ちの姿勢をとり、持続時間を計測する。最長120秒で打ち切り、2回実施する。
 1回目で120秒を記録した今野嚝さん(78歳)は、「毎日3~4kmは歩いている。毎月歩こう会や自然の村主催のフットパスにも参加している。歩く事は体に良い事である。普段から自分で体を動かすようにしている。昨年はA判定だった。今年も期待できそう。このような測定会に参加する事は、自分への刺激になって良い」と、はつらつと話した。
 76歳の女性参加者は、「昨年は参加できなかったのが、一昨年の認定表をいつも見えるところに貼って見ている。今年は、この目標に向かって頑張ろうと、自分で意識を持つ。一昨年より衰えているように感じた。主人の介護をしているので、体力には気をつけなくてはといつも意識し、いつまでも動けるようでいたい」と話した。参加者は、普段より自分の体力を意識している人が多かった。
 指導員から「普段より精進し、また、10月10日に会いましょう!」と、怪我もなく気持ち良い汗をかいて終了した。
 参加者には、後日、認定証が送られる。