第3土曜の手宮は笑顔がいっぱい 「とよかわ喫茶和み」が人気


kissanagomi.JPG 毎月第3土曜日の昼から夕方にかけて、市内手宮地区にある豊川会館から、高齢者たちの笑い声やカラオケの賑わう音が溢れ出している。
 豊川町会の婦人部が中心となり、同会館に月1回開設する「とよかわ喫茶和み」(中井節子代表)。一人暮らしの高齢者たちが集まる場所をと、昨年6月から続けている取組み。
 毎月、カラオケ用の100円を握り締め、30人から40人の高齢者たちが集まり、ランチとともに、カラオケやゲーム、踊り、脳トレなど様々なメニューを楽しむ。今では、豊川だけでなく石山や清水など町会の垣根を越えて仲間たちが集い、月1回の和みの時間を過ごしている。
 中井さんは、「多くの方々のご協力があって『喫茶和み』を運営することが出来る。自費で赤飯や漬け物を作って来てくれる人もいる。本当にありがたい。とにかく老人の方を外に連れ出したいの。私たちも年だから、いつまで続けられるか分からないけれど、出来る限り頑張りたい」と、楽しむ客の顔を見て笑みをこぼす。
 運営をサポートするボランティアたちが、特技や経験を活かして、様々なメニューを用意し、一人暮らしの多い手宮に、たくさんの笑顔を広げている。
 次回は、11月26日(土)12:30から。お年寄り全員の集いへ、お友達を誘って足を運んでみては。