そば屋の味を楽しむ 宏栄社で夕食ボランティア


sobavolunteer1.jpg 小樽蕎麦商組合青年部による、第29回夕食ボランティアが、11月15日(火)17:00より、北海道宏栄社内食堂(天神2)で開かれた。
 小樽蕎麦商組合青年部・渡辺嗣人部長他7名により、店の味を再現したそばとうどんが、施設入所者・通所者86名に振舞われた。
 メニューは、ざる・天ぷら・とろろ・とりきのこ・カレー・かけ・冷たぬきで、そば172食、うどん67食。ひとり3杯までとして、事前に希望を取り、食券を配布した。今回のボランティア参加店は、「蕎楽両國分店」・「両國本店」・「信州屋本店」・「信州屋支店」・「やま安」・「薮半」・「伊佐美屋」・「一福」の8店。
 渡辺部長は、「2ヶ月前からみんなで話し合い、準備してきた。1人で歩く事ができなかったり、町との距離があったり、直接店へ来て食べられない皆さんのために、店の味をこちらから出向いて、再現して届けてあげたい。人気のあるメニューに毎年変えている。今年の一番人気は、天ぷらそば」と話す。
sobavolunteer2.jpg 食堂には、夕食時間が近づくにつれ、楽しみにしている利用者が、続々と集まった。
 北海道宏栄社管理者・桜庭啓恭さんは、「楽しみにしていたこの行事も29回目となり、いろいろなメニューがある。3杯までの限定だが、好きなものを大いに堪能してもらいたい。毎年いろいろな行事があるが、この行事はそのひとつとして、利用者が楽しみにしている」と挨拶。
 天ぷらそばを食べ終わった中田泰彰さんは、「天ぷら2杯とかけそば1杯を注文した。とても美味しい。そばは大好きで、いくら食べても良い」と笑顔で話していた。
 会場は、そばつゆの香りと参加者の笑顔で包まれていた。