道産新豆12種類の五穀市 田中酒造亀甲蔵


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 第3回北海道五穀市が、11月19日(金)〜23日(水)9:00〜18:00に、田中酒造亀甲蔵(信香町2)で開かれている。
 北海道産新豆を、大豆・小豆・黒大豆・大正金時・白花豆・紫花豆・とら豆の7種と、珍しい豆(白小豆・黒小豆・黒千石大豆・貝殻豆・パンダ豆)5種類を販売している。
 白小豆は、風味が強く甘味が多い豆で、白あんや和菓子に向いている。黒小豆は、風味は控えめで煮崩れしにくく、ようかんなどの和菓子向き。黒千石大豆は、他の黒大豆よりも、大豆イソフラボン、ポリフェノールを豊富に含んでいて、納豆や黒豆ご飯に最適。
 貝殻豆は、上品であっさりとしていて、舌触りはとてもクリーミー。粗くつぶしてコロッケにすると美味しい。パンダ豆は、白黒の模様が名前の由来。あっさりとした味わいでどんな料理にも合う。煮豆やスープ、サラダに向いている。
 道産新豆は300g250円〜450円、貝殻豆などの珍しいものは200g300円〜400円と、市販より安く販売している。
gokokusai2.jpg 五穀市限定販売の「天使のマッコリ」(500ml、1,300円・Alc10%)は、江別市産小麦(ハルユタカ)を使用し、天使大学・荒川教授監修のもと商品化した。「赤のマッコリ」(500ml・1,300円・Alc12%)は70本限定。伊達市産のトマトを使用している。
 常時販売している米酢と小麦ビネガーも一緒に陳列し、加工豆製品を1袋315円程度で、今回限定販売している。
 酒造技能士・岩村亜耶さんは、「今回3回目となり、開催前から問い合わせや予約があり、定着してきている。地産地消にこだわり、トマト祭やヤーコン祭とイベントを行い促進している。酒類も、道産小麦ハルユタカを使用し、イベントに合ったものを幅広く挑戦している。豆を求めに来る方が多く、市販よりも安く抑えている。豆を買わなくても見るだけでも良いので、珍しい豆を知って欲しい」と話す。
 11月23日(水)13:00より、道産もち米を使用した餅つきが行われ、100食限定で、つきたての餅にきなこをつけて振舞う。