カジノ解禁に野田首相がNO! 「検討する考えはない」と答弁


 国会の自民・公明・民主など超党派議員で、カジノの解禁の法制化を目指していた「国際観光産業振興議員連盟(カジノ議連)」(会長・古賀一成衆院議員)の動きに対し、野田内閣総理大臣が、12月6日の国会審議で、カジノ解禁の考えがないことを、明確に答弁し、推進派に強力なパンチを与えた。
 これにより、これまでカジノ議連を通じ、カジノ解禁を推進していた勢力が、苦境を余儀なくされる局面に陥っている。
 小樽の政財界では、これまでカジノ解禁の法制化が進むと見て、山田勝麿前市長や山本秀明商工会議所会頭らが中心となって、小樽へのカジノ誘致を進めていた。
 しかし、今回の野田首相のカジノ解禁を「検討しない」との明確な答弁がなされ、民主党政権下では、カジノ法案成立の目途が立たなくなったことで、小樽のカジノ推進派も一転して窮地に立つことになった。
 小樽にカジノ誘致を推進しているメンバーは、メディチ家の王妃と名乗った一団を、もろ手を挙げて歓迎し、まんまと一杯食わされた人たちと、何故か重なっている。
 メディチといい、今度はカジノという、その能天気ぶりに、市民からはあきれる声が寄せられている。
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