人気高まるスポーツ吹矢 昇級試験に初心者体験


 年齢に関係なく誰でも手軽に楽しめるスポーツ吹矢の人気が高まっている。
 日本スポーツ吹矢協会小樽運河支部(稲垣廣次支部長・会員18名)は、12月18日(日)、市民センターマリンホール(色内2)で、練習会とともに昇級試験を実施。
 スポーツ吹矢人気に鑑み、初めて初心者体験コーナーを設置し、市民に参加を呼びかけた。この結果、16名の市民が集まり、中には余市から参加した夫婦の姿も。
 同スポーツは、1.2mの筒で、6m先の的(直径24cm)めがけて矢を吹き、合計点を競う。息だけで時速130キロ以上のスピードにもなるという。腹式呼吸を取り入れており、健康を目的とした静かなエクササイズとして中高年の間で人気を呼んでいる。
hukiya.jpg 初心者体験コーナーでは、参加者たちは、隣の経験者の姿を見よう見まねで挑戦。筒を両手で持ちながら大きく深呼吸し、一端止め、息をゆっくり吐きながら、口元へ。一気に矢を吹き、的の中心に命中すると、「やった」と喜ぶ人が多く見られた。会員の中には小学生の女の子の姿もあり、矢を吹くコツや点数の数え方などを教えるのに一生懸命となっていた。
 同支部では、「10月に第3回の北海道大会が、小樽市総合体育館で開催されました。昨年は個人戦で3位入賞が2人、団体戦で準優勝でしたが、今年は残念ながら結果を残せませんでした。今回の体験会に参加された初心者の中には筋の良い方が多数おり、ぜひ来年の北海道大会のチームの一員として出場されることを願ってます。これから冬に向け、パークゴルフなどのアウトドアスポーツが出来ない季節のエクササイズとしてスポーツ吹矢は魅力あると思います」としている。
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