道写協小樽支部写真展 例会上位入賞作品展示

 平成23年度道写協小樽支部例会上位写真展が、3月20日(火)から31日(土)まで、道新小樽支社(稲穂2)1階おあしすで開かれている。
 道写協小樽支部(川原静雄会長・会員28名)は、写真愛好家の集まりで、奇数月に年6回例会を開いている。それぞれの会員が自信作を持ち寄り、会員全員が審査員となり、良いと思う作品に投票する。その結果を、即日開票し順位を発表し、会友や道展審査員による講評を聞く事ができ、これからの撮影へのアドバイスともなり、写友の交流を図る上で良い刺激となっている。
 月替わりで同支部道展会員が改めて審査した結果と合わせて、その月の順位が決まる。その結果、6回の例会の1位から5位までの作品を、毎年3月の全ての例会が終了したこの時期に「例会上位写真展」を開いている。4つ切りとA4サイズのカラー写真26枚と、モノクロ2枚、モノクロ3枚組み2作品を展示。日々、作品づくりに力が入った力作ばかりで、実力ある写真展常連の作品が並んでいる。
 貝沼正雄さんは、刈った稲を両手に抱えた子どもの「稲刈り大好き」や、消防隊員の服装で放水するシーンの「ファイヤー兄妹」と、子どもの豊かな表情を捉えている。嵯峨秋雄さんは、青い水面の波紋の中に赤いカヌーがタイミング良く捉えた「波紋」の作品。
 同会幹事長高橋省三さんは、6枚展示され、毎回5位までの入賞を果ていることとなり、今年度年度賞を受賞。4月の総会で表彰式が行われる予定。9月の例会1位の作品「対決」は、話題をよんだ小樽商大の女性応援団長を、対面式で相手方の下駄の間からのぞくように捉え、迫力ある姿を写真に収めた高橋さんならではの作品である。光景をそのままではなく、高橋さんの目線で捉えた見事な作品が多い。
 高橋さんは「昭和45年にカメラを買い写真を始めた。道内中心に活動している。毎回の例会では、上位を常に目指している。自分で始めた趣味なのでやり抜こうと思っている。道写協の仕事にも責任が伴い、大変な事もある。会社勤めもしており、その合間に作品づくりに励んでる。年度賞をもらい大変うれしく思う」と話している。
 同会では、楽しく写真を趣味とする仲間を募集している。詳しくは、事務局道新小樽支社 (0134)23-3171まで