定例市長記者会見 新病院再入札や泊原発を語る



 小樽市の中松義治市長は、4月23日(月)11:00から市長応接室で、定例記者会見を開いた。
 環日本海クルーズ推進協議会の設立について、企業立地関連HPの全面リニューアルについての2項目を報告をした後、質疑に応じた。0423mayor.jpg
 この中で、談合情報が寄せられたことで入札中止となっていた新市立病院建築の再入札を、5月23日(水)と30日(水)に行うスケジュールを明らかにするとともに、北海道電力の泊原発の1・2号機の再稼動については、周辺4町村だけの安全協定ではなく、小樽市を含む全後志管内の1市19町村を対象にすべきだと述べた。
 新病院の入札スケジュールは、建築主体工事は、4月16日(月)入札公告、4月27日(金)参加表明の締め切り、5月23日(水)入札執行。管設備2工事・電気設備2工事は、4月23日(月)入札公告、5月9日(水)参加表明の締め切り、5月30日(水)入札執行となっていることを明らかにした。同時に市のHPにもこの詳細がアップされた。
 泊原発の再稼動については、「福島原発の事故で、安全神話は崩れたので、いつ何があるか分からない状況の中で、泊発電所に近い4町村だけでなく、後志の1市19町村を安全協定に含めて、安全性についてはしっかり検討していただきたい。福島原発の事故原因の究明がなされなければならない中で、今回の大飯原発の安全性の検証については、早急過ぎるのではないかと思っている」と話した。
 また、クルーズ客船「レジェンド・オブ・ザ・シーズ」の寄港予定が、25日(水)7:00から、24日(火)17:00に変更になったことも報告した。