元気に走る!332名 長橋小運動会

 小樽市立長橋小学校(長橋4・加藤邦彦校長)の運動会が、5月26日(土)9:00から、同校グラウンドで開催され、全校児童332名が元気に参加した。
 緑が色濃くなった小樽には、運動会の季節が到来した。市内で一番最初に開かれる5月の最後の土曜日の運動会は、17校が予定していたが、あいにくの雨となり、6時前には止んだものの稲穂小学校や最上小学校など中止となった学校も多かった。
 その後、天気は次第に晴れ渡り、気温も14℃と清々しい好天となった。保護者や祖父母がグラウンドを囲むようにビニールシートで場所を確保し、カメラやビデオを構える父兄が多く見られた。
 開会式では、全校児童が並び、最初に優勝旗や優勝杯などを返還した。加藤校長は、「赤組・白組とも最後まで、頑張ってください。会場の皆さんも子ども達の声援をお願いします」と挨拶。
 来生遥夏運動会実行委員長は、「運動会をとても楽しみにしていた。『勝利をつかみとれ!!みんなを信じてGO』というスローガンをもとに、準備に協力してきた。練習にも真剣に取り組んで来た。1年生は初めてで、6年生は最後の運動会。練習の成果を出し切って最後まで頑張ってください」と話した。
 その後、審判得点についての説明や、赤組と白組の応援合戦が行われた。1年生から6年生まで各2クラスあり、1組が赤組、2組が白組。各団長は大きな声を出し、懸命に勝利をアピールしていた。
 ラジオ体操後、3年生の徒競走から始まった。1年生は50m、2・3年生は80m、4・5・6年生は100mを、真剣な表情で懸命に走り抜けた。
 初めての運動会で1位を取った1年生のくしびき・けいや君は「1位になって嬉しかった。走ることが好き」と満足気だった。
 1年生団体競技「紅白玉入れ」は、紅白に24名ずつ分れ、元気良く玉籠めがけて投げていた。赤組24個、白組38個で、白組の勝利となった。紅白団体戦は、応援団の紅白の旗が勢いよく振られ、声援が会場に響いていた。
 1・2年生のリズム体操では、色とりどりのバンダナを頭につけ、ビニール紐で作ったポンポンを持ち、「ゲレンデでメレンゲ」を可愛らしく踊り、会場を沸かせていた。
 最後の運動会となる6年生女子は、「プログラムの『続・明日に架ける橋』は、5・6年生の組体操で、今年で最後となる。10人で作る3段タワーや4段ピラミッドに、力を入れて練習してきた」と話していた。