キッコリーズのほんわか童謡コンサート おたる子ども劇場


kikkoris.jpg 子どもも親同士も出会い、子ども達を見守る人のつながりを作る場「おたる子ども劇場」(緑1・杉原優子運営委員長 )は、6月17日(日)14:00から、ロース幼稚園(富岡1・北村一幸園長)1階ホールで、「キッコリーズのほんわか童謡コンサート」を開き、100人以上が集まった。
 「小さい子どもを持つ親や発達に心配のある子ども達も、安心して生の舞台に触れられるように、ゆったりとした雰囲気の中で、自由な姿勢で、サウンドに合わせ、口ずさんだり楽しんでもらいたい」と開かれた。
 今回出演の「キッコリーズ」は2003年に結成。日本のこぎり音楽協会北海道支部代表で、4オクダーブ超の虹色ヴオイスのカポウさんは、ミュージカルソー(音楽用のこぎり)とウクレレと歌を担当し、ギターとコーラスの池田端司さん、ヴァイオリンとギターの鈴木裕さんの3人で活動している。
 杉原運営委員長は「子ども達へ生舞台をと、37年間活動している。子ども達へのドラマが沢山込められている。多くの皆さんの協力があり、みんなに楽しんでもらおうと開いた。温かい目を向けながら子育てをしていただきたい」と挨拶した。
 会場では、澄んだ音色と歌声に、小さな子ども達も手をたたいたり、友達と遊びだしたり、自由な雰囲気の中で進められた。子ども達にも聞き覚えのある曲「大きな古時計」「見上げてごらん夜の星を」や、「人間っていいな」では、洗濯板に軽量カップなどをつけ、スプーンで演奏し、参加者の興味を誘った。オリジナル曲も披露し全8曲のコンサートを楽しんだ。
 ロース幼稚園年長に通う樋口さん親子は「素敵な歌声に感動しました。楽器も変わっていて初めて聞きました。また、来たいです」と楽しんだ様子だった。
 子ども劇場では、7月7日(土)14:00、ヲタル座(ウイングベイ小樽3階)で、「たかはしべんコンサート」を予定している。