旬のウニがテーマ 「祝津おさかな市」開く

 今年も「祝津おさかな市」の季節となった。第1回は、7月7日(土)・8日(日)の両日10:00から15:00まで、旬の「ウニ」をテーマに、茨木家中出張番屋(祝津恵美須神社鳥居横)で開かれた。主催は小樽祝津たなげ会。
 昨年から開催された「祝津おさかな市」は、7月のみ土・日の2日間で、今後は、8月から10月の第1土曜日。8月は甘えび、9月はホタテ、10月はアワビ・アンコウをテーマに開催の予定。
 第1回の目玉は特製ランチ。ウニの炊き込みご飯とウニの潮汁、漬物が付いて800円、限定100食。浜の母さんが腕を振るい、毎回好評を得ている。ウニの炊き込みご飯は、米3升に小樽産のウニ1kgを入れて炊き上げ、潮汁は、40〜50杯分に500gのウニが入った旬のウニたっぷりのメニュー。
 番屋横のテントでは、初企画のホタテの稚貝食べ放題・1人30分200円。会場の大きな鍋で蒸し煮をして提供。時間内であれば何個でも食べられる。200kg用意し無くなり次第終了。炭火で焼いたホタテ1個100円。朝獲れたヤリイカ・20杯入り1箱2,000円。ヒラメも販売。7日のみ正午から、祝津産のミズダコの釜ゆで試食販売が行われた。
 番屋内では、塩水ウニ1,500円と粒ウニ(塩漬け)800円。赤ガレイの一夜干し1枚100円は人気商品。堀内水産のニシンの炊き合わせ200g入り300円、鮭・にしんの昆布巻300円、小樽飯櫃より、たこザンギの販売とぎょうざのつめ放題500円など、販売コーナーも楽しめる品揃えとなっている。
 同会の久末智章さんは「夏と言えば海で、多くの人に祝津を体験してもらいたい。小樽駅から車で20分の場所に番屋があり、大自然があり、祝津の認知度を高めていきたい。祝津には、番屋が40軒以上あり、当時の番屋建築がこんなに残っているのは祝津だけ。そこに光を当て、見直したい。祝津に住んでもらいたい」と話した。
 市内から初めて参加した夫婦は「ウニご飯がとても美味しかった。ホタテの稚貝の食べ放題も参加した。10分でお腹いっぱいになった」と満足した様子だった。
 第2回目は、8月4日(土)は、甘エビをテーマに予定している。
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 小樽祝津たなげ会HP