市に車椅子3台寄付 開業20周年の人力車・えびす屋


ebisuya.jpg 人力車・えびす屋小樽店では、車椅子3台を小樽市に寄付することになり、その贈呈式が、9月5日(水)10:30から、市役所(花園2)2階市長室で行われた。
 人力車・えびす屋(株式会社ベリープロジェクト・本社:京都嵐山)では、開業20周年を迎え、それを記念し、全国9ヶ所の店舗で地域貢献・社会貢献活動を行っている。小樽店は2003年に開店し10周年となる。同店でも20周年記念の一環として、需要の多い車椅子を寄付することとした。
 同店酒井陽平店長は、俥夫スタイルで車椅子1台と共に来庁し、中松市長へ目録を渡し、同店長へは感謝状が手渡された。
 市長は、「えびす屋の皆さんには、日頃よりご支援をいただき、ゴミの清掃活動も行い、『ありがとうございます』とお礼を言ってください。車椅子寄付も感謝しています」と話した。
 酒井氏は、「小樽市での観光客が減らないよう、ずっと観光都市として人が増えてくれると良い。観光資源を大切にこのままでいてもらいたい。仕事を通じて、観光資源を盛り上げ、小樽の魅力を伝えたい」と話した。
 現在、同店では15名の俥夫が在籍し、他の支店からの応援を含めると30名になる。一区間コース、30分貸切”浪漫(ロマン)の旅”、60分貸切”郷愁(ノスタルジック)の旅”、120分貸切”異国(エキゾチック)情緒の旅”のおすすめコースを用意している。
 寄付された車椅子は、小樽市観光物産プラザ利用者及び周辺の観光客の車椅子利用者のために使われる予定。