色内小外国語活動の授業にイギリス人ラッセルさん訪問


Mrrussel1.jpg 小樽市立色内小学校(安井能彦校長・稲穂5)では、9月6日(木)に、6年生(髙橋明奈担任・17名)の4時間目の外国語活動の授業で、イギリス人のラッセル・テイラーさんが訪問。子ども達は、本場の英語を聞きながら、コミュニケーションを図り、楽しい授業を喜んでいた。
 文部科学省は、平成23年度の新学習指導要項で、小学校高学年の週1回程度の外国語活動を必修とし、年間で35回設けている。外国語を通じて、言語や文化について体験的に理解を深め、積極的にコミュニケ−ションを図ろうとする態度を育成し、外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら、コミュニケーション能力の素地を養うことを目的としている。
 ラッセル・テイラーさんは、イギリス人でオーストラリア在住。地域の知人の紹介で2008年から、国際交流で同校を幾度となく訪問していた。滞在中には同校での遠足やもちつき、地域での盆踊りなどに参加し、顔見知りの子も多い。今回も、9月27日までの滞在期間中、日程を合わせて同校へ訪問した。
Mrrussel2.jpg 最初に、1人ずつ英語で自分の名前と好きな物を話し、自己紹介した。ラッセルさんも「Nice to meet you.」と笑顔で答えていた。
 その後、ラッセルさんが持参したオーストラリアやイギリスのポストカードをスクリーンに映し、写真に沿って説明し、オリンピックが開催されたロンドンのロンドン・アイ、ビッグ・ベン、2階建てバス、タワーブリッジなどを紹介した。イングランドのコインやオーストラリアの紙幣の実物を、子ども達は、興味深く眺めていた。
 授業のテキストを用いて、国旗に国名を記入する問題では、ラッセルさんが本場の発音で「This is United States of America.」と回答を言い、子ども達も後について発音した。最後に、2組ずつ手を繋いで橋を作り、ゲームロンドン橋を元気に歌いゲームを楽しんだ。
 髙橋担任は「ゲームもあり、盛り上がり楽しかった。子供達がいきいきとしていた」と話し、三上竜世君は「勉強になり、楽しく授業ができて良かった。難しかったけど、本場の英語が聞けて良かった」と笑顔で話した。
 同校では、予定がつき次第、他の学年での授業も考えている。