『バスの日』に合わせイベント 小樽運河ターミナル


bus'day1.jpg 北海道中央バス株式会社(本社:小樽市・牧野和夫代表取締役社長)では、9月20日の「バスの日」に合わせ、連休初日の9月15日(土)、小樽運河ターミナル(色内1)でイベントを実施した。
 「バスの日」は、1903年9月20日に京都市で蒸気自動車を改良した乗合自動車が、日本で最初に走った日を記念している。
bus'day2.jpg 10:00から、同社の薪バス「まき太郎」の無料試乗会が開かれた。バスターミナル周辺を約10分で回るコースを、バスガイド付きで、車窓から見える建物などの説明を聞きながら、試乗を楽しんだ。道行く市民や観光客からも注目を集めていた。乗客の集まりの様子を見ながら、20分間隔で16:00まで運行した。
 「まき太郎」は、平成5年に同社創立50周年を記念し、代燃車「薪バス」を復元した。昭和10年から24〜25年まで、木や木炭を燃やし発生する可燃ガスを燃料として走行していた。現在の「まき太郎」はガソリンで走行、定員22名。車体型式や内装など、できるだけ忠実に復元している。bus'day3.jpg
 札幌在住の鶴田さん親子は「まき太郎に乗るために小樽へ来た。薪で走ると思っていた。内装がレトロで雰囲気があり良かった」と感想を話した。
 同ターミナルビル内では、天狗山ロープウエイ往復乗車券や小樽バイン商品券等が当たるガラポン抽選会、北海道遺産バスカードを50種類用意して販売。チョロQ北海道中央バスろまん号(800円)など9種類を用意。本日限定「小樽1日フリーセット券」や「小樽1日札幌片道セット券」を特別価格で販売していた。
 小樽駅前ターミナル待合室内(第1ビル)では、中央保育園5歳児25名の園児が「ろまん号」を写生し、絵画展が開かれていた。