『マジプロ』の商大生  潮見台中3年生にダンス指導


majiprodance1.jpg 小樽商科大学マジプロ(大津ゼミ・学生が小樽の活性化について本気が考えるプロジェクト)のメンバー7名が、小樽市立潮見台中学校(潮見台1・佐藤薫校長)で、9月18日(火)の5・6時間目、3年2組(25名・岡崎利美保健体育教諭)体育の授業で、ダンス指導を行った。
 文部科学省では、今年度より学習指導要領の改訂に伴い、中学生の体育の授業内でダンスが必修(12時間)となった。以前から、同校と「総合的な学習の時間」で、マジプロと連携し、小樽の活性化に向けて取り組みを行い繋がりがあり、また、同大と小樽教育委員会が教育連携協定を結んだことから、マジプロメンバーが、ダンス授業の普及を提案し、カリキュラムを作成。ダンス授業が、9月3日から同校3年生を対象に開始された。YOSAKOIソーラン翔楽舞の創立メンバーを含む学生が指導。
 ダンスインストラクターのYOSHINORI氏が、オリジナルダンスを作成。中学生向けの基本的な振り付けで、10時間程度の練習で一通り踊れるように考案し、DVDも教材として作成し練習に使用。
majiprodance2.jpg 「LOCK POP」「BRAKING」「PUNKING 」「HIPHOP」のそれぞれの基本を組み入れたダンス内容で、曲のリズムにのりながら、踊ることの楽しさを感じ、練習したことの達成感を得るよう指導している。
 全5回授業があり、今回は3回目とあって、生徒も慣れた様子。今日で9割が完成するという。はじめに入念なストレッチをしてから、前回の復習をした。商大生が新しいダンスの手本となり、丁寧に指導していた。生徒達は、リズム良く踊り、心地良い汗を流していた。
  同大学4年・板垣佑弥代表は「自分達もダンスは素人で、覚えながらの指導。子ども達と年齢が近い分、コミュニケーションが図られ、距離感も近い。普段のスポーツと違い、流行のダンスで興味・関心も高く、積極的にダンスに取り組んでいる」と話した。
 5岡崎教諭は、「ひとりでは指導に個人差が出てしまうが、商大生がきめ細かく指導し、生徒も学びやすく聞きやすいと思う」と話した。
 今後仕上げの段階に入り、3年1組、2組で6チームに分れて、同校文化祭での出場という目標に向け取り組んでいる。9月24日(月)と26日(水)にも授業を予定している。