「ピンクリボン」月間 健康セミナー開催


pinkribbonmonthly.jpg 10月は、乳がん早期発見を推進する「ピンクリボン」月間。健康セミナーが、10月14日(日)14:00から、ウイングベイ小樽(築港11)3階ヲタル座で開かれ、親子連れ80名が参加した。主催はピンクリボンファミリー実行委員会。
 今回のテーマは”元気が一番”。乳がんの早期発見や健康で楽しく過ごしてほしい、健康への知識で心から元気になるようにと開催された。
 後援の北海道コカ・コーラボトリング株式会社(本社:札幌市・矢吹健次社長)は、2010年からピンクリボン啓発事業に関わり、イベントの参加は、昨年の春に続き2回目。市内4ヶ所にピンクリボン応援自動販売機を設置し、売上げ金の一部を、乳がんから女性を守るために、財団法人北海道対がん協会に寄付し、啓発セミナーも開催している。
 「広く女性の命と健康を守る。自分達の健康の大切さを通し、親子の絆を深め、楽しみ、思い出の1日となればと開催した」と、同社広報CSR推進部広報CSR推進課・藤井小百合氏は話した。

 ピンクリボンファミリーの辻井智珠代表は、「このステージも3回目となり、元気でいれば何でもできると思い、テーマを『元気が一番』とした。病気は、早期発見・早期治療が大切だと思う」と挨拶。
 同社が依頼した、札幌大谷大学短期大学部保育科の「にこにこ音楽隊」が音楽会を開催し、親子連れで会場は満席となった。「学園天国」「キッズサウンドメロディ(北風小僧の貫太郎)」「勇気100パーセント」など4曲を演奏した。Qooちゃんと運がっぱも会場で踊り、盛り上げていた。パフォーマンスプロダクションCOLOREもえぎ色女学院によるバルーンアートも行われた。
 また、小樽市保健所・渋間朋子保健師による、生活習慣病について、動脈硬化にならないための講話を行なった。「実年齢と血管年齢とは違いがあり、生活習慣で予想ができる。動脈硬化とは、血管が硬くなり、傷がついている状態で、この状態では心筋梗塞を招く。要因として、高血圧、喫煙、糖尿病、肥満、加齢、冠動脈疾患、脳卒中などがある。小樽市での死亡原因は、ガンと心疾患とで半分を占め、心疾患が31%」と説明した。その後、新しい小樽病院での診療内容についての話があった。
 今年8月、ゆるキャラとしてきぐるみになって登場した小樽紙匠堂(石井印刷内・相生町8)の”おたる運がっぱ”を、同イベントに初参加させ、「勉強しながら運がっぱと共に参加し、イベントに協力できて良かった。5年前から運がっぱグッズを販売しているが、今後積極的に活動する場所を増やしていきたい」と、営業担当の長谷川義之氏は話した。