もっと乳製品を食べよう!消費者協会の料理講習会

 小樽消費者協会(花園2)では、「牛乳・乳製品料理講習会」を、10月17日(水)10:30から、小樽市勤労女性センター(花園2)3階調理室で行なった。同協会組織部4名が中心となり、会員・非会員40名が参加した。
 同会(本前みさ子会長)は、昭和43年4月に設立し、より安全で安心な快適な暮らしを実現するため、常に学習や運動を推進している市民的な組織。「出前講座」・「リサイクル教室」や「くらしの講座」など、イベントを通して啓発活動をしている。消費生活の相談も受付けている。
 料理講習会は年に1度開かれている。北海道消費者協会が、各地域の消費者協会の希望を取りまとめ、ホクレン農業協同組合連合会の助成により、乳製品の普及を図るため、牛乳や乳製品を使った料理の講習会を無料で開催している。昨年は、もっとお米を食べようと、お米を使った料理講習会を開催した。
milkcookrecipe.jpg 今回の献立は、同協会組織部が事前に献立を考え、試作した中から選んだものを用意した。チーズ入り豆腐の小判揚げ、豚肉の野菜巻き、小松菜とチーズのわさび醤油和え、豆腐と野菜のココット焼き、チーズを混ぜたおにぎりの5品のボリューム満点の献立。担当者から調理方法の説明を聞き、6班に分れて調理に取り掛かった。参加者はベテラン主婦が多く、レシピを見ながらテキパキと行動し、献立を分担して作業を進めていた。1時間半程で、次々と料理が完成し、和やかに試食となった。
 同会副会長の笹田和子さんは、「この料理講習会で、乳製品が普及され、家へ帰っても作ってみたいとの声も聞こえてきている。毎回、多くの献立が用意され、無料で参加できるため、人気の講習会となっている。多くの市民が参加し、同協会へ加入してもらいたいと思う」と話した。
 市内の女性は、「豆腐はヘルシーで湯豆腐が定番だが、今日教わった料理でレパートリーが増えそう。出来具合も良く美味しかった。初対面同士が班を作り、仲良くなり楽しくできた」と感想を話していた。