小樽運河に『冬の流星』 LED電球100の試験放流

 小樽ロングクリスマス2012の新企画として、小樽運河に電球を浮かべるイベント「Christmas Story 冬の流星」の開催を前に、11月8日(木)、小樽運河浅草橋周辺で、LED電球ライト100個を試験放流した。
 電球100個を運河に浮かべ、潮汐や流速を調査するため、16:15・17:00・19:00の3回行われた。主催は小樽観光協会。
 北海道では初の試みとなる「天の川プロジェクト」は、地域がひとつになって取り組む市民参加のプロジェクト。全国的に展開され、青森、東日本復興支援事業など各地に広がり、同プロジェクトへの共感の輪も大きくなり、電球の「いのり星®」が流れた。東京スカイツリーのオープニングイベントでは、「東京ホタル」という名称で実施された。
 いのり星®とは、LEDを光源とした8.5cmの光の球。太陽光パネルと蓄電池によって発電充電され、水に浮かべると点灯し、放流後は回収し再利用される。

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 今回の試験放流では、小樽運河の晩秋の倉庫群を背景に、青白い流星が水面に浮かび、運河の新しい魅力を演出していた。「今日は思いのほか穏やかな日となり、当日の天候は予想がつかないが、今回の試験放流はほぼ成功した。1回目は左に寄ったため、2回目は右に放流の仕方を変えてみた。是非、多くの人に見て喜んでもらいたい。ロングクリスマスでの幻想的な景色を作り、全体を盛り上げるタイミングの絵を作りたい」と関係者は話した。
 同イベントでは、12月22日(土)・23日(日)・24日(月)の3日間に、小樽運河で約5,000個を放流し、幻想的な景色を作り出し、1日1,000個限定で放流参加者を募集している。
 『いのり星®』の放流券、硝子玉ストラップをセットにした「冬の流星セット」を、11月8日(木)10:00から、イープラスでWEB販売し、小樽運河プラザでは、11月15日(木)から12月21日(金)まで、それぞれ1セット1,000円で販売している。
 Christmas Story 冬の流星〜小樽ロングクリスマス2012
 イープラスチケット情報〜Christmas Story 冬の流星
 天の川プロジェクト
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