新市立病院新築工事の進捗状況 病院調査特別委


小樽市議会は、11月29日(木)、市立病院特別委員会を開き、病院局は新市立病院建設工事の進捗状況等について説明した。
 「9月27日に小樽市立病院統合新築工事の起工式を行い、その後本格的な工事をスタートさせ、平成24年度は、すでに完了している仮説工事の他、掘削工事、144本の杭打ち工事など、平成25年3月まで行う予定。おおむね工程通り」と説明した。
 「現在の状況としては、既存地盤から約3m〜7m程度の掘削が完了し、2台の杭打ち機で年内60本、年明けに残りを打つ予定。平成25年度は、基礎や各階、鉄筋、型枠コンクリート工事を進め、免震装置については、平成25年5月に据付予定となっている。10月頃から、各階の内外装仕上げ工事を行う予定。最上階までの工事の完了は、平成26年2月を予定している。平成26年については、内外装仕上げ工事を中心に進め、9月10日、竣工を予定している。電気設備工事については、配管・配線工事や機器の設置など、工事の進捗に合わせて進める。
 現地の工事に先立ち、9月25日に、周辺住民への工事説明会を開催。約20名が参加。説明会では、工事の全体工程や仮設計画、通学時間帯における車両の出入りなどの安全対策に充分配慮することについて説明した。工事を円滑に進めるための小樽市立病院統合新築工事監理業務委託については、株式会社久米設計札幌支社に、平成24年9月20日から平成26年10月31日まで、契約金額4,998万円にて契約を結んだ」と説明。
 また、小樽市立病院経営改革プラン平成23年度評価報告書や平成24年度上半期の病院事業経営状況についても説明した。
 新病院建設工事全体工程
 平成24年度対平成23年度 上半期実績比較