再び議事堂でヴィオラコンサート 1/8開催


violamaster2013.jpg 第9回 ゆらぎの里ヴィオラマスタークラス 2013が、来年(平成25年)1月4日(金)から14日(月)の日程で開講する。
 これに合わせ、大好評だった小樽市議会(花園・横田久俊議長)の本会議場がある議事堂で、昨年に引き続き、再びヴィオラコンサートを開催する。期間中、小樽市民センター(色内)マリンホールでの演奏会や朝里クラッセホテル(朝里川)で、マスタークラスのレッスンを公開する予定となっている。
 
 ヴィオラマスタークラスは、2004年7月に第1回目を開催。2007年1月より、小樽らしさの冬に変更し、毎年開催し今回で9回目を迎える。朝里川温泉のペンションで、選ばれた受講生が10日間の音楽合宿を行っている。ヴィオラ奏者・今井信子氏(69)が、個人レッスンと室内楽アンサンブルを指導する。今井氏は東京生まれで、ジュネーブ音楽院とアムステルダム音楽院の教授を務めながら、各国で演奏活動を行っている。
 
 今回の特徴として、1月8日(火)と14日(月)には、1日に昼夜2度の演奏会を行い、講師である今井信子氏が、小樽観光ふれあい大使に任命され、8日の議事堂では任命式も行なわれる。1月6日(日)の新光南町会子ども新年会と12日(土)の朝里町会子ども新年会へ訪問演奏会を実施。9日(水)は、同ホテルで、マスタークラスを公開し、入場料1,000円で、今井氏による個人レッスン風景を見ることができる。
 また、札幌出身の奥泉貴圭氏(30)をゲスト・チェリストとして迎え、8日の議事堂とマリンホールで、ヴィオラ、チェロ、ヴィオリンで、バッハ・ゴルドベルク変奏曲をシトコヴェツキーの編曲による弦楽三重奏で演奏する。
 昨年、半世紀ぶりに議事堂がコンサート会場に変身し、無料で開放され、約250名の聴衆が集まり、大変好評に終わった。今年も開催し、200名ほどを予定している。今井信子氏率いるヴィオラマスタークラスメンバー10名によるチェロとヴィオリンも参加し、弦楽アンサンブルとなる。
 
 小樽市指定の歴史的建造物で、ゆったりとした雰囲気の中、午後のひとときをヴィオラの奏でる音色を楽しむ。
 
 昨年演奏した生徒からも「歴史ある建物の中で演奏し、天井が高く響きが違い風格があった」と好評だった。
 議事堂コンサートは、11:45開場、12:00からの任命式後、12:20〜13:00の演奏を予定している。入場無料。問合せ:0134-32-4111 内線504 小樽市議会事務局。その他問合せ:0134-54-4174 ヴィオラマスタークラス実行委員会・高野るみ。
 Viora Master Class in Otaru
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