13万本のろうそくが灯す 第15回小樽雪あかりの路


 第15回小樽雪あかりの路のイベント内容が決定した。
 平成25年2月8日(金)17:00に、小樽運河浅草橋街園でオープニングセレモニーを開催。浮き玉への点灯式やゴスペルコンサートを開く。2月10日の春節を意識し、バレンタインデーを含む17日(日)まで開かれる。
 前回の実績は、2月3日(金)から12日(日)まで入込数46万1,000人(13回57万3,000人、12回50万8,000人、11回47万2,000人)となり、前年比−11万2,000人。祝日が土曜日と重なり、休日が1日少なかったこと、低温が続き悪天候が多かったこと、春節とずれ、東アジアの来訪者が少なかったなどが原因と考えられる。
yukiakari.jpg メイン会場を小樽運河(浅草橋~中央橋)、旧国鉄手宮線(寿司屋通り~中央通)。準メイン会場を朝里川温泉地区。あかりの路会場は天狗山、JR小樽駅、堺町通り、学校、町内会、企業など42会場。今回、あかりの路会場運営懇談会で、地域連携部会と42会場と本会場が連携し、責任者が集まり情報交換を行う。
 財政面は大変厳しい状況にあり、一般協賛560万円を目標とし協賛を呼びかけているが、1月22日では、目標額49.6%の277万円。広告協賛目標額650万円に対し、大型協賛が縮小傾向により556万円、目標額85.54%となる。色内広場や浅草橋街園などに募金個所を設ける。ろうそくは、市内販売協力店83店で、1袋9個入り500円で販売中。
 雪あかりの路はボランティアの協力で成り立っており、多くの協力が必要。外国人ボランティアは、韓国ボランティア53人が2月3日に入り、中国ボランティアは14人が2月5日入りの予定。2月6日(水)18:00から、ウインケルで外国人ボランティア歓迎会を開催。日本人ボランティアは、小樽商業、双葉、桜陽高校など、市内の高校生へ呼びかけ、協力を募った。札幌大谷大学からは、40名がボランティアのカリキュラムで、14日・15日13:00から夕方まで作業する。学生国際合宿セミナーから、日本・ロシア・韓国・中国・アメリカ・ドイツの39名が、15日14:00から17:30までオブジェ作りと点灯までを協力し、2,500人のボランティア参加が予定されている。
 公式ガイドマップ(B5版・カラー24P)を11万部発行。JR各駅、バスターミナル、市内ホテル等へ配布。2月8日には、新聞に折込み各世帯へ配布。会場でも配布。
 期間中の土・日・祝日、スノーキャンドル製作体験付きの雪あかりバックヤードツアーを開催。おたる案内人の有資格者がボランティアガイドとなって、雪あかりの誕生秘話やまちの歴史を話しながら案内する。
 15回を記念して、「小樽雪あかりの路、15回の足跡」を、市立美術館(色内1)1階市民ギャラリーで展示。愛のフォトコンテスト、雪とあかりのオブジェコンテストを従来どおり開催。
 協賛企画として、「蕎麦・あんかけ焼そば同盟企画」を開催。共に縁起物同士かつ期間限定商品である「群来そば」と「願掛け焼そば」が同盟を結び、小樽雪あかりの路を訪れた多くの人に幸せが得られるよう商品を提供する。
 願掛け焼そば(あんかけ)は、名称どおり恋の願いを掛け、雪あかりの路で恋愛が成就できるよう、子だくさんの象徴でもあるニシンを使った群来そばには、結婚して子どもが授かるようにと願いが込められている。願掛け焼そば市内13店舗、群来そば市内7店舗を予定。2月1日(金)16:00から、藪半(稲穂2)で調印式を予定している。
 その他、3商店街雪あかりの路イベントとして「おたべるトクトク体験きっぷ」「雪や婚コン」も開催を予定している。
 小樽雪あかりの路HP
 小樽雪あかりの路〜イベント情報