春分の日の後志吹奏楽フェスティバル 聴衆700人

 第10回後志吹奏楽フェスティバルが、春分の日の3月20日(水)12:00から、市民会館(花園1)で開催された。
 後志管内の中学校、高校、社会人の吹奏楽部より総勢318名が練習の成果を発揮し、会場には700人の聴衆が訪れ、春分の日の演奏会を楽しんだ。主催は後志吹奏楽フェスティバル実行委員会。
 市内から朝里・桜・菁園・銭函中学校、潮陵・桜陽・商業・明峰高校、双葉中学・高校、後志管内からは、岩内第一、岩内第二、倶知安、倶知安東陵、美国、古平、余市旭中学校、岩内、余市紅志高校、一般では、小樽ブラス・ファイブ、小樽ウィンド・アンサンブルの20団体が出場。1部では9つ、2部では7つの計16プログラムで行われ、約4時間もの演奏会となった。

 佐藤誠一実行委員長は、明峰、ウィンド・アンサンブル、ブラス・ファイブ、最後の合同演奏の指揮を務め、「今回で10回目を迎えた。各団体が、日頃の練習の成果を発揮した演奏会。倶知安中学校と倶知安東陵中学校が統合することとなり、最後の演奏をした後、2校合同で演奏した場面もあった」と話した。
 会場では、木管楽器、金管楽器、打楽器などの演奏による軽快な音楽が次々と生演奏され、聴衆を魅了した。
 プログラム最後には、合同演奏が行われ、出演者318名が一堂にステージに上がり、いきものがかり水野良樹作曲・佐藤実行委員長指揮で「風が吹いている」を演奏し、息の合った演奏に、聴衆から拍手喝采を浴び、同フェスティバルは、大いに盛り上がり幕を閉じた。

 会場で聴いていた保護者は、「合同演奏した学校があったが、練習をしていなくてもうまく合っていた。年々上手になっている。中学生も良かった。菁園中は、3年生が大勢抜けるのでこれからも頑張ってもらいたい。潮陵高校は、3年生は卒業して出ていなかったが、よくまとめ上手に演奏していたと思う。このような演奏会で、子ども達の演奏が聴け、また他の学校の演奏を聴き刺激になったと思う」と感想を話した。