春分の日過ぎても積雪128cm!真冬日続く

 3月21日未明より降り続いた雪に、市民は朝から雪かきにおわれた。21日(木)午前は、道東沖の発達した低気圧の影響で、西高東低の強い気圧配置となり、強風の吹きやすい状況となり、各所で吹き溜まりができた。
 「暑さ寒さも彼岸まで」と言われるが、市内の21日の最低気温は−5.8℃、最高気温−3.9℃と上がらず、真冬日となった。

 20日(水)21:00では117cmの積雪が段々と積もり、21日5:00には128cmとなった。日中もさほど変化はなく、20:00現在では125cmの積雪となった。手宮小学校グランドでは、真っ白な雪が積もり、鉄棒や雲梯(うんてい)が雪に埋まった状態。緑町の地獄坂付近では、雪に覆われた細い歩道となり、すれ違う人が避け合いながら歩いていた。富岡教会付近では、時折強風に雪が舞い真冬の景色となった。公会堂や市民会館付近でも、あちらこちに雪山ができ、春分の日が過ぎても春めいた様子もなく、雪深い光景が広がっている。市民は、3月下旬にも関わらず、100cmを超える積雪や吹雪にうんざりした様子だった。

 札幌管区気象台 17:25発表によると、北海道付近は強い気圧配置となり、石狩・空知・後志地方では、引き続き21日夜遅くにかけて、ふぶきやふきだまりによる交通障害に、22日にかけて、なだれや高波に注意。22日朝からは強風や湿り雪による電線着雪に注意。日中は、湿り雪が降り、足元には大きな水溜りがで、夜にはさらさらな雪となる。予想降雪量は、5~10cmと発表している。