新たな一歩!3小学校で『統合の会』


togonokai1.jpg 学校再編による小樽市立祝津小学校や若竹小学校の閉校に伴い、祝津小と統合する小樽市立高島小、若竹小と統合する潮見台小・桜小の3校で、4月5日(金)「統合の会」が開かれた。
 小樽市立桜小学校(桜1・飯田富男校長)では、11:00から、本校3階体育館で、「統合の会」が開かた。新2年生から新6年生までの児童464名と、保護者、地域住民、教育関係者50名が出席して行われた。
 若竹小の閉校により、同校へは37名・潮見台小へは58名(3月末現在)が、4月の新学期から通学することになる。
 小樽市教育委員会・高木正一委員長は、「両校の統合にあたり、子ども達が学校で楽しく充実した学校生活を送れるよう、準備を進めてきた。今日から一緒に勉強することになる。新しい友達ができる期待にワクワクしている人もいると思う。良き伝統を受け継ぎ、より一層素晴らしい学校となるよう、勉強・スポーツに励み、仲良く力を合わせて新しい学校を作ってもらいたい。教職員や地域の方々には、新たな環境でスタートする子ども達を温かく見守り、新しい学校づくりのために力添えをお願いしたい」と挨拶。
togonokai2.jpg 飯田校長は、若竹小の閉校記念誌に2人の児童が書いた文を紹介し「2人の言葉から感謝や頑張っていこうという力強さが伝わった。今日、新しい桜小学校の第一歩を踏み出した。学校では一人ひとりが主役。明日が待ち遠しくなるような楽しい学校にしていこう」と呼び掛けた。
 6年生の桜小男子児童と若竹小からの女子児童の2人が壇上に上がり、児童代表の言葉を述べた。「今日、若竹小学校と桜小学校が統合して新しい学校として生まれ変わる。1度目の交流は、同じ目的地まで遠足をし、2度目は、学年ごとに桜小学校へ集まり、自己紹介をしたり集会を行い楽しんだ。初めは名前も顔も分からなく、話しかけることができなかったが、段々仲良くなった。4月には同じ学校に通う仲間になると思うと、もっと一緒にいたい、話をしたいと思うようになった」と話し、「今日、私達は同じ学校の仲間になります」と声を揃え、「明るく楽しい学校生活にしたいと思う」と、元気な声が体育館に響いた。
 その後、「みんな なかよく げんきで かしこい子」と書かれた教育目標が披露され、閉式となり、新たな一歩を踏み出した統合校へ大きなエールが送られた。