クンドゥル小樽公演実行委員会 寄付金の贈呈


 韓国民族芸術団クンドゥルの小樽初公演が、3月31日(日)に行なわれ、1,000人を越える観客が会場を埋めつくし大盛況のうちに幕を閉じた。
kundo~uru3.jpg 韓国民族芸術団クンドゥル小樽公演実行委員会(林正大会長)は、同公演の収益金の一部(10万円)を、小樽雪あかりの路実行委員会へ寄付した。その贈呈式が、4月12日(金)10:00から、小樽市役所(花園2)別館3階第1応接室で行われた。
 同委員会の林会長、眞田俊之幹事長、板本吉典事務局長が出席。林会長より、小樽雪あかりの路実行委員会・中村全博実行委員長へ手渡された。
 寄付の目的は、来年行われる第16回小樽雪あかりに路に参加する、韓国人ボランティアチーム(通称:オコボ)に対する支援に使用してもらうためとしている。
 林会長は、「大勢のご支援をいただき盛大に終わった。芸術には国境はない。そういう意味でも心から喜んで寄付をさせてもらった」と話した。
 これを受けて中村実行委員長は、「韓国の若いボランティア50人が、一生懸命雪あかりの路の活性化のために尽くしてくれている。同実行委員の皆さんと色々考えてこの寄付金を活用し、楽しませてあげたいと思う」と話した。
 韓国民族芸術団「クンドゥル」は、韓国の慶尚南道にある晋州(チンジュ)で活動している韓国を代表する芸術団体で、韓国の伝統の音楽文化を継承している。今回の小樽公演では、古くから伝わる農民、農村の踊りを伴う音楽「プンムルノリ(農楽)」や打楽器演奏「パンソリ」、マダン劇「順風に帆をかけて」が上演された。
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