ベストショット56枚を発表!写団豊友会写真展


houyukai1.jpg 写団豊友会写真展(太田照二会長)では、年に1度の会員の作品の発表の場である「第22回写団豊友会写真展」を、7月24日(水)から28日(日)まで、市立小樽美術館(色内1)1階市民ギャラリー2で開催中。
 同会7名の会員と特別出展のフォートピア会員4名が5点ずつ出展した56点を展示。ほとんどがA4と四つ切サイズの中で、太田会長の作品「春景」は、全紙サイズで、赤岩山頂から、赤岩ブルーの海と絶壁の桜を上手く取り入れた春の訪れを告げる作品。
 同会は、現在7名の会員で、道新文化センター写真教室の修了者が集まり、春と秋の撮影会と年1度の写真展を活動としている。今年の春は、札幌の中島公園や、石谷製菓のチョコレートファクトリー、北海道神宮へ撮影会に出かけている。
 年々会員が減少し、昨年から太田会長が所属するフォートピア会員にも、同写真展を盛り上げるため、出展に協力してもらい開催している。
houyukai2.jpg 会場を一周するように展示された作品の中で、貝沼正雄さんの色鮮やかなカワセミや、紅露雅之さんの緑化植物園での新郎新婦。旧手宮線に横たわる笑顔の高校生。吉川陽子さんの2羽のハトが足を揃えた作品など、見事なシャッターチャンスの作品を残している。嵯峨秋雄さんは、自宅前の庭に集まる鳥達を5枚シリーズで、ヒヨドリ、メジロ、カワラヒワにおびえるスズメ、気品を感じるキビタキと鳥の表情も豊か。
 同会・鹿戸芳之幹事長は、働く女性をテーマに京都、厚田、羽幌、倶知安などで、田植えや清掃、籠の補整などに精を出す女性をねらった。「人物は笑顔が一番である。写して大丈夫そうな人を判断し近づき、その人のとっておきの笑顔のシャッターチャンスを狙って写している。会員が減り、老若男女関わらず、写真に興味のある方は、この写真展を見て、是非入会していただきたい」と呼び掛けている。入会などの問合せは、太田会長(0134-52-3975)まで。
 第22回写団豊友写真展 7月24日(水)から28日(日)10:00〜17:00(最終日〜16:00)
 市立小樽美術館(色内1−9−5)1階市民ギャラリー2 入場無料