小・中学校教員対象 表現運動・ダンス講習会


danceteacher2.jpg 市内小・中学校の教員を対象に、10月22日(火)14:40から2時間、小樽市教育委員会(花園5)主催の「ダンス講習会」が同委体育館で開催された。NPO法人日本ダンスうんどう協会理事長でダンスうんどう塾塾長の小林英夫氏が講師となり、17名の教員が参加した。
 文部科学省の学習指導要領で、小学校では表現運動でダンスを指導することとし、中学校や高校では、創作ダンス・フォークダンス・現代的なリズムのダンス・ヒップホップダンスなどが体育に導入されている。
 体育科における表現運動及び保健体育科におけるダンスの領域の学習に関わる講習会を開催し、教員の指導力の向上を目的として開かれた。昨年に続き2回目となり、前回は、ダンスを体験することに重点を置き、今回は、脳の活性化を促し、全身をトータルに動かす「イキイキ健康体操」を学び、実技体験してダンスの授業をどのように組み立てるか、指導計画の参考資料も配布した。
danceteacher1.jpg ダンスうんどう塾では、平成16年度から3年計画で実施した文部科学省の「子どもの居場所づくり新プラン」に初年度の計画段階から携わり、小樽市の「地域子ども教室」としてスタートし、3年間コーディネーターを務めた。市内26の小学校で、子ども達にダンススポーツの初心者学習法を指導するなど、子どもから高齢者まで「イキイキ健康体操」の普及を図っている。
 小林塾長は、「リズムの楽しさを教える的確な方法は、音楽と運動を融合したダンスで、いろいろなリズムの表現力を高め、笑顔につながる」と話し、ダンスを楽しく踊るために、リズムにのれる身体を作るリズムの基礎感覚から実践した。参加者は輪を作り、小林塾長やスタッフ2名が手本となり指導にあたった。
 参加者は、説明を聞きながら体を動かし、講師らの手本を見ながら実践。オリジナル曲に合わせて、熱心に練習を重ねていた。
 小林塾長は、「日本人にない”メレンゲリズム”の動作ができると、すべてのリズムができ、身体がリズムに反応しノリが良くなる」と話した。
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