真っ赤な消防車カッコイイ! 保育園児の見学会


1120firetour1.jpg 社会福祉法人小樽四ツ葉学園あおぞら保育園(勝納町16・田中都木子園長)では、昨年に引き続き、小樽市消防署(勝納10)を訪問。園児たちが、消防署の働く様子を見学し、11月23日(日)の勤労感謝の日に合わせ、感謝の気持ちを込めた手紙や絵を贈呈した。
 11月20日(水)10:15、同消防署前に、あおぞら保育園の年少から年長児までの53名と引率の田中園長と保育士4名が集合。はしごに乗る体験をする班と車両や道具の説明を聞く2つの班に分かれ、同署員16名が対応にあたった。
 同車庫内には、7台の消防車両があり、救助工作車に積載している道具について説明を聞き、火災の煙から守る酸素ボンベや救助用のロープ(命綱)を間近で見た。また、鉄製のパイプを特殊なハサミを使い切断。電動ノコが轟音ともに火花を散らし、パイプを切る様子に、驚く園児もいた。署員2名が、はしごを担いで移動し、伸ばして上る訓練を披露。園児達は「すごい!」と拍手を贈った。
1120firetour2.jpg 災害救護車では、港に転落した車などを引き上げるために潜水したり、救助する時に出動すると説明があり、使用する潜水服やヘルメット・酸素ボンベに実際に触れ、ヘルメットを被ったり、多くの園児が興味を示していた。
 40m伸びるはしご車のはしごに、園児3名ずつと署員1名が交替で乗り、10mの高さを体験した。天気が崩れることもなく、全員がはしごに乗ることができた。
 同園関戸あみかちゃん(5)は「楽しかった」と話し、東田かがりちゃん(6)は「消防車がカッコ良かった。はしご車に乗って楽しかった」と笑顔で話した。
 田中園長は「日頃、子ども達が訓練の様子を見て関心があり、今日消防署を訪問し、改めて消防の仕事に感謝の気持ちや、身近な存在に感じ関心を持ったと思う」と話した。
 その後、年長児15名が、感謝の気持ちを込めて書いた手紙と絵を、同署員に渡し終了した。