新しい冬の64日間! "小樽ゆき物語"始まる


 冬の小樽を様々な角度で楽しむ「小樽ゆき物語 第1章 Otaru Snow Story 2013~2014」が、11月11日(月)から、来年2014年1月13日(月・祝)までの64日間のロングランで開催される。

 雪が舞う初日11日(月)16:00から、運河プラザ(色内2)前庭では、関係者や観光客らが見守る中、オープニングセレモニーが開かれた。漁業で使用する浮き玉300個を使った恒例のオブジェ浮き玉ツリーをカウントダウンで点灯し開催を祝った。yukimonogatari1.jpg
 小樽限定ご当地キャラクターの運がっぱとエアーダイブの人気絵本「サンタクロース島のサンタクロース」の「サンタさん」も登場し、セレモニーに花を添えていた。
 2005年から昨年まで8年続いた”小樽ロングクリスマス”に変わり、今年度からリニューアル”小樽ゆき物語”がスタートした。主催は冬季イベント実行委員会(一般社団法人小樽観光協会)。
 雪が舞い降りる初冬の小樽を、いくつもの物語として生まれていくように、小樽の街の楽しみ方を様々な角度から提案し、地域の魅力を発信していくことを目的としている。
yukimonogatari3.jpg 主催者を代表して、一般財団法人小樽観光協会・谷口美津江会長から、「人生にはいろいろな物語があり、冬の小樽へ来るお客さんや市民の心の中に物語を刻み、綴ってもらいたい。『自分の心の中にある物を小樽の冬の景色を見ながら、物語を作ってもらえたら嬉しいね!』と開催するスタッフの気持ちを理解してもらいたい。刻む物語の中に、企画したことを役立ててもらえれば幸い。冬の小樽を楽しんでもらいたい」と挨拶した。
 同プラザ1番庫内では、小樽に相応しいイメージシンボル「ワイングラスタワー」を、今年新たに設置。使用するワイングラスは3,000個。同タワーのデザインは、小樽桜陽高校出身の4人の女子アーティスト集団DOST(ドースト)が考案した。昼と夜、様々なワイングラスタワーの色を楽しむことができる。
yukimonogatari2.jpg また、同プラザ中庭では、新しいアート表現に挑戦する澁谷俊彦氏の作品「Snow Pallet 5」を設置。澁谷氏は、「昨日設置し初雪が降り、どんどん雪が積もり作品が映える。蛍光シートが裏に張ってある単純な仕掛けのオブジェで、それを置くことによって、雪が太陽光が反射して、雪面にいろいろな色を輝かせてくれるアート。設置したあと、雪が自然に降り積もる様を観賞してもらいたい。背の低いものから高いものがあるのは、積雪量に応じて、初雪で輝くものや5cm、10cm積った時に輝くもの、2月中にはすべてのオブジェが埋没してしまう。また、春の雪解けが始まり、見え始め春を楽しむオブジェ」と話した。
 昨年に引き続き、12月21日~23日開催の冬の流星で使用する「いのり星®」点灯式も同プラザ前庭で行われ、幻想的な灯が灯された。
 小樽の玄関口JR小樽駅コンコース内では、雪や冬をテーマにした市内の11のガラス工房による「ガラスアートギャラリー」を開催。冬の雑貨が集う「運河プラザ・サンタ市」、市内飲食店で種々の鍋料理・海鮮鍋・ジンギスカン鍋等を楽しむ「machi・nabe 100選」など、様々なイベントが開かれる。
 小樽ゆき物語HPHP

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