小学校へAED寄贈 第一生命労働組合


 第一生命労働組合札幌総合営業職支部(島彰男執行委員長)から、市内小学校へAED(体外式除細動器)1台の寄贈があり、12月25日 (水)11:00に、小樽市教育委員会庁舎(花園5)2階教育長室で、贈呈式が行われた。同支部の澤田修副執行委員長が出席し、上林猛教育長へAEDを手渡した。
 同支部では、学校内の設備の充実を図るために、2008年から市内小学校へ寄贈を行い、今年で6台目。小樽市立入船小学校へ設置を予定している。寄贈品のAEDは、PHILIPS社製ハートスタートFRx(56万円相当)。今年度は、札幌・石狩・岩内・小樽へ、4台の寄贈を行っている。
AEDkizo.jpg 贈呈式の中で、上林教育長は「AEDを寄贈いただきありがとうございます。この機器は、学校内に設置し生徒の万が一の事態に備え、救命のために大切に活用したい」と挨拶した。
 澤田副執行委員長は「第一生命も地区のお客さんがあって成り立っている会社である。そもそも生命保険は、なにかお客さんの身に万が一のことがあった時の会社なので、そういった中で、日頃、地域の皆さんに貢献できることがないか、組合一同が考え寄贈している。不測の事態が起こった時に役立ちたい思いで行っている」と寄贈の思いを語った。
 小樽市では、プール設置の小学校や統廃合で児童数の多い学校へ設置し、市内24小学校のうち、今回で7校目となる。今後、全小学校の配置を目指したいとしている。市内14の中学校では、すでに全校設置している。
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